なかいこども園 園長あいさつ

自然豊かな「里都まち なかい」に開園した本園は、今年11年目を迎え、0歳児から5歳児までの95名の子ども達と、保育教諭等の職員28名でスタートしました。
「こどもまんなか」社会の実現に向けて、「子ども達にとって、何が大事なのか」子どもの視点に立ち、子どもの最善の利益を第一に考え、子ども達の育ちを保護者や地域の皆様と共に支援させていただきたいと考えています。
 本園では、子どもたちが主体的な遊びや生活をする中で、様々なことに興味・関心をもち、体験を通して「よく遊び、自分で考える力をもち、心も体もたくましい子を育てる」ことを教育・保育方針とし、「あいさつができる子」「元気に遊べる子」「人の話が聴ける子」「思いやりがある子」の育成を目指しています。今年度は、特に子ども達の「試行錯誤しようとする力」「自分でしようとする力」「表現しようとする力」を育みたいと考えています。
また、空前の少子時代を迎え、子ども達が社会を担うようになる頃、世の中は予想を超える変化を見せていることが考えられます。そのような未来を希望あるものにしていくためにも、必要な知識や技能の基礎を身に付けられるように、一人一人の年齢や発達、興味・関心に応じて、遊びや生活の環境を用意し、その環境を通して子ども達の遊びや生活が「豊かで深い学び」へと繋がるように支援していきます。「豊かで深い学び」へ向かう基礎を育てるために、中井町園・小・中連携教育の「なかい授業づくりスタンダード」に基づき、本園では「学びの連続性プログラム」を作成し、0歳児から5歳児までの園生活で培われた学びが一続きとなるようにカリキュラムを構成しています。さらにその学びが小学校へと滑らかに接続していけるように、町内の小学校との連携に努めています。
 職員一同、子ども達一人一人の思いに寄り添い、子ども達の「その子らしさの発揮」を支え、その子の生きる世界を広げていくことを大切にしながら、丁寧な教育・保育を心掛けていきます。
今年度も皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。


令和6年4月

なかいこども園長  近藤 智子

更新日:2024年05月20日 10:08:16